みさきちゃんのMR探偵学校入学体験記 前編

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MR探偵学校入学体験記 前編

お姉ちゃん大好きっ子のみさきちゃん。
この度姉のゆきこさんが結婚することになり大ショック…はたして婚約者はどんな人?とさりげなく様子をうかがっていると、どうにもなにやら女の影が。
「ここはお姉ちゃんのために、アタシががんばらなきゃ!」ということで、本格的な探偵一念発起!
探偵学校の名門、MR探偵学校にチャレンジ!

MR探偵学校入学体験記

 入校手続きを済ませたみさきちゃん。
「さあ、何を教えてくれるのかしら? 尾行? 盗聴? それとも狙撃や機密情報の受け渡しかしら……」どうも後半スパイかなにかと混ざっているようですが、大丈夫?  そこに颯爽と登場したのは、MR探偵学校講師の瀬尾克三先生!
「探偵は、ドラマや映画に出てくるような派手な職業というイメージがありますが、実際は体力・知力・精神力を総動員する必要があるとてもやりがいのある仕事なんですよ! さあ、いっしょに勉強しましょう!」

実際の探偵は、なるべく街の雰囲気に溶け込む服装をします。トレンチコートにサングラス、ということは……実際ないですよね、ほとんど。

警察OB。その経歴を生かして十数年に亘り探偵学校における講義およびテキスト執筆を担当し、受講者は多数。
探偵・調査業の社会的認知の向上に尽力し、探偵関連法令では業界第一人者との定評あり。

いよいよ探偵学校スタート!  「さっそく実践テクニックから教えてもらえるのかしら?」と意気込むみさきちゃんですが、瀬尾先生の第一声は「まずは座学!」。そうです、探偵のお仕事は「探偵業法」で定められており、何をどこまでやっていいのかはすべてこの法律に従います。
「たとえば、張り込みや尾行などは、探偵以外の個人が行うと罪に問われる可能性がありますし、探偵が行う場合でもその結果が不法行為に利用される場合は、その業務を行ってはいけません。

「探偵業法」は、平成19年(2007年)に施行された、比較的新しい法律です。一般的な知名度はそれほど高くありませんが、たとえばボクサーやプロレスラー、格闘家が試合中に相手に怪我を負わせても傷害罪に問われないように、探偵が一般人では法に触れる可能性のある尾行調査を行うことができるようになったのもこの法律のおかげです」
(瀬尾先生)

 まずは「探偵の業務とは何か」をきっちり学ぶこと。実務はそれから!

 さあ、基本のお勉強がすんだらいよいよお待ちかねの張り込み・尾行についてです! 探偵の行動調査の中でも70%以上の時間を費やす大切な行動とのこと。まずは張り込みについて瀬尾先生お願いします!
「張り込み開始前に、対象者の行動範囲を把握しておきましょう。よく行く場所や最寄り駅へのルート、周辺の施設や人の出入りの程度。張り込み先が大きなビルなら、内部の様子も確認しておきます。突発的なことが起きた場合、そのような情報がなければとっさに対処できないこともありますからね」
 なるほど、事前の情報収集が大切なんですね。では、尾行については?
「尾行といっても、ただ対象の後をついて歩けばいいというわけではありません」と瀬尾先生。では、そのコツを教えてください!
「まずは、尾行をスタートする前に、対象者の特徴を写真だけではなく肉眼で確認し、撮影しておくことが必要ですね。
『この人かも……?』ではダメ。『この人に間違いない!』という状態で尾行する必要があります。最も注意する点は、見失わないこととバレないこと。プロの探偵は、意外に対象者との距離が近い状態で尾行します。

「たとえ一瞬でも、対象者から眼を離したらダメですよ。その時は運よく見失わなかったとしても、ふとした隙に角を曲がったり、電車を下りてしまったら取り返しがつきません」

 また、相手が車で移動する場合は、こちらも車を使います、一台で尾行する場合、二台の場合、車とバイクの組み合わせの場合で、具体的な尾行法は異なってきますね」

 張り込みして尾行して、いよいよ次は証拠を押さえたい! となるわけですが……。
「探偵にとってもっとも重要なのは証拠集め。そのためには、撮影術が大切になります。以前は普通のデジタルカメラ、スチールカメラも使っていましたが、現在ではデジタルビデオカメラが主流ですね。コンパクトで高性能なDVカメラと、連続撮影可能時間が長く耐久性が高い8mmビデオカメラを状況に応じて使い分けます」
 直接入れないところの撮影はどうするのですか?
「その場合は、ピンホールカメラや携帯電話型・電卓型・ボールペン型のカメラなど、特殊なカメラで撮影します。ちょっとスパイみたいでしょ?」

「ビデオカメラは、ブレないように腰や腕で固定しながら撮ること。目立たないようにカバンで隠すことも大切です」

 
 これは盛り上がっちゃいますね!スパイの七つ道具みたい!
「では次回は、いよいよ実際に尾行・撮影をやってみましょうか!」
 おお、いよいよ実戦! 盛り上がるみさきちゃん、テンション高すぎない? 大丈夫?

「じゃあさっそく、尾行&撮影にトライだわ!」と盛り上がるみさきちゃんですが、そこで待ったがかかります。
「いやいやその前に、もうちょっと大事な勉強があります」と瀬尾先生。それはいったい?
「聞き込みです。尾行や張り込みの次に重要な手段といえるでしょう」なるほど、ドラマや映画でよく見ますね。つまり“探偵手帳”みたいなのをサッと出して「聞きたいことがある!」とか……。

「それができるのは警察だけ。警察には『捜査権』があります。探偵にはそういう権利はありませんから、もっと地道にやるんですよ」
聞き込みには「電調」(電話での聞き込み)「側調」(本人に気づかれないように、第三者への聞き込み)「直調」(本人、本人の同居人、家族、勤務先などに直接聞き込み)の3つのパターンがある。
「いずれにせよ、聞き込みで大切なのは相手とのコミュニケーションです。世間話や面白い話をして相手の気持ちをほぐし、最後の最後でこちらが聞きたいことをサラッと聞く……など、会話の上でのテクニックも必要です」
 ほかにも、聞き込みを実行する土地柄や時間帯によって、探偵の服装やキャラクター付けも変わってくる。もっとも一般的なのは、平日の午後に近所の主婦やお年寄りに聞くパターン。午前中は掃除や洗濯、昼食の準備などがあるが、午後は比較的のんびりしている場合が多いからだ。
「時と場合に合わせて、ベストな状態で聞き込みをする。これが一人前の探偵なんですね!」と、みさきちゃんも納得の様子。



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